絶対音感をつける! 子供のおけいこ記録と補助ツール

我が家では、子供3人に絶対音感をつけるべく、独学にて江口式絶対音感プログラムのおけいこをしています。長男は絶対音感を獲得しておけいこ卒業。次男、三男はおけいこ中です。また自作ではありますが補助ツールもご紹介しております。

Scratch用音源(ピアノ88鍵盤) 音源入手までの道のり

先日、ピアノ88音の絶対音感テストゲームを

作成しました。

enjoy-music.hatenablog.com

  

作成にあたって、

ノイズのないピアノ音を録音できず、苦戦しました。

 

結果として、

MIDI・作曲ソフト”で、単音のMIDIファイルを作って、

そのMIDIファイルを”MP3変換ソフト”でMP3に変換して、

 

Scratchにアップデートして、余白部分をカットして、

音量を合わせるという作業を行いました。

 

同じようにScratchで音源を探されている方の

参考までに音源入手までに私が試みたことを記載します。

(ただの苦労話です。)

 

音源入手までの道のり

 

 

ベース用のエフェクターを使ってみる

 

f:id:katsuonoeboshi:20201129203337j:plain

まず、音を録音するということで、私が思いついたのは、

手元にあった、ベース用のエフェクター

インターフェイスにして、録音する!でした。

 

このエフェクター(BOSS B2.1u)は

ベースを弾く人からは大変人気で、

パソコンとつないで楽器の録音もできるし、

イヤホンつなげばアンプいらずの優れものです。

 

ピアノの音は録音したことがなかったですが

電子ピアノ ⇒ エフェクター ⇒ PCでつないで、

Scratchの録音画面で録音してみました。

 

が、音が小さくなったり大きくなったり,短かったり

とても使える音にはなりませんでした。

 

多分、ベース用(低音用)の装置のため、

ピアノには不適だったのかと。

 

スマホアプリを探してみる

f:id:katsuonoeboshi:20201129203646p:plain

私が作成しようとしている音あてテストは

既にスマホアプリであるのでは?

 

2年前にも探したことがあったのですが、

その時は単音ではなくて”和音”の音あてゲーム

でした。

 

単音であれば、普通にありそうな・・・

と思い探してみまして、

それらしいものを6つ程度インストールしてみました。

 

ですが、どれも音の数を増やそうとすると

課金が必要であり、課金した後にどういうことが

できるのかすぐに分からなっ方ため、

あきらめました。

 

 パソコンのマイクで電子ピアノの音を録音

f:id:katsuonoeboshi:20201129203753p:plain

続いて、ダメ元でパソコン内蔵のマイクで録音してみましたが、

音が小さく、ノイズも入ってでやはりだめでした。

 

録音用のしっかりしたマイク(数万円)ならいいんでしょうが、

そこまでお金をかけるやる気はありませんでした。

 

電子ピアノのイヤホン入力 ⇒ パソコンのマイク入力

f:id:katsuonoeboshi:20201129203827p:plain



インターネットを調べると

電子ピアノのイヤホン入力 ⇒ パソコンのマイク入力

で簡単に録音ができるということで、試してみることに。

 

しかし、私のPCにはマイク入力がない!ということで

10年近く前のノートパソコンを引っ張り出して、

録音をしてみました。

 

残念ながら、こちらもノイズが気になるレベル。。。

コードが悪いのか、パソコンが悪いのか、

原因は不明です。

 

電子ピアノの内部録音 ⇒ パソコンにMIDI転送

f:id:katsuonoeboshi:20201129203909p:plain

電子ピアノは「YAMAHA ARIUS YDP-162」を使用してまして、

これは電子ピアノ自体に、演奏録音機能が付いています。

 

YAMAHAホームページから転送ソフトをダウンロードすることで

電子ピアノで録音した音をMIDIファイルとしてPCに転送できます。

 

が、この方法はすごく時間がかかります。

まず、電子ピアノで録音できるのは1曲のみで

転送するのも1曲のみということで。

 

1音録音して転送しては、電子ピアノの電源落として、

転送ソフトも再起動しないといけませんでした。

(私が使い方を理解していないだけかもしれません)

 

MIDI・作曲ソフト”で音を作って”MP3変換ソフト”で変換

電子ピアノでMIDIファイルとして取り込むなら

MIDI製作ソフトで作った方が早いのでは?ということで

MIDI・作曲ソフト”を探しました。

 

”Studio ftn Score Editor”というソフトが簡単に使えそうだったので

それをダウンロードさせていただき、

それぞれの音のMIDIファイルを作成しました。

 

ScratchではMIDIファイルは取り込めないので、

MIDIファイルをMP3ファイルに変換しました。

変換ソフトは”Keppy's MIDI Converter”というソフトを

使わせていただきました。

 

念のため、チューナーで音の確認

 こうして、Scratchに必要な音源を入手したわけですが、

心配だったのは、”音程はあっているのか?”

ということでした。

 

 

使ったことのない、MIDI製作ソフトを使い方をしっかり理解せずに使い、

さらにMIDIファイルをMP3ファイルに変換しているので、

”音がずれているかもしれない”という不安がありました。

 

f:id:katsuonoeboshi:20201129203333j:plain

そこで、手元にあった、ギター用のチューナーを

使って音程があっているか確認しました。

 

一部の低音、高音がチューナーの適用範囲外でしたが、

下図の赤い範囲はしっかりと、音程があっていました。

 

f:id:katsuonoeboshi:20201129202155p:plain

また、音感スマホアプリを探しているときにしりましたが、

音感アプリを使われている方は、ピッチ(中央のドの周波数)を気にされているようで、併せて確認することができましたが、

A=440Hz でした。

 

以上、ご参考になりましたら幸いです😊