絶対音感をつける! 子供のおけいこ記録と補助ツール

我が家では、子供3人に絶対音感をつけるべく、独学にて江口式絶対音感プログラムのおけいこをしています。長男は絶対音感を獲得しておけいこ卒業。次男、三男はおけいこ中です。また自作ではありますが補助ツールもご紹介しております。

Scratch ♪ 音あてゲームを作る⑩ 「ゲーム終了」を送って正解数を表示させる

Scratchでは、全くプログラミングを知らない人でも

シンプルなゲームを作ることができます!

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この記事シリーズでは、

音あてゲームの作成手順を詳しく解説し、

初めての方でもゲームが作成できることを目指しています。 

 

これまでの記事では、

1.Scratchのアカウントの作成

2.1つの音を鳴らす

3.3つの音をランダムに鳴らす

4.解答ボタンを設置する

5.3つの音をランダムに鳴らして、解答ボタンで解答する

6.ボタンを押した際に、解答ボタンを大きくする。

7.問題を繰り返し出題する

8.正解数と不正解数をカウントする

9.キャラクターの表情を変える

 

の順で説明しました。

 

今回は、「”ゲーム終了”のメッセージを送って正解数を表示させる」こと

を目標とします。

「メッセージを送る」コードはゲームの表現の幅を広げるのに、

かなり役に立ちます。

 

まずは、「正解数の文字」をパワーポイントで作成します。

PowerPointを起動してください。

(文字を作成する方法は色々あるかと思いますが、

 私が知る範囲で一番簡単な方法ということで選びました。)

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ホームタブのテキスト挿入で、「1問せいかい!」と入力してください。

ここでフォントは気にする必要はないですが、”HGP創英角ゴシックUB”にしました。

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テキストを選択した状態で、右クリックして、

「図として保存」をクリックします。

ファイル名を「1問せいかい」にして保存します。

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同様に1,2,3,4・・・問正解と図を保存していきます。

私は30問を想定しているので、「30問せいかい!」まで作りました。

「0問せいかい!」も忘れずに作っておいてください。

 

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Scratchの編集画面に移ります。

画面右下の「スプライトを選ぶ」の上にマウスをもっていって

「スプライトをアップロード」をクリックして、

さきほど作成した図「1問せいかい!」をアップロードします。

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スプライトとして「1問せいかい!」が追加されました。

以下4か所変更します。

・スプライト名:正解数

・x軸:130

・y軸:150

・大きさ:70

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続いて、「コスチュームタブ」を選択し、

画面左下 「コスチュームをアップロード」をクリックします。

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図ファイルをまとめて選択して、一気にアップロードします。

(まとめて選択する方法は、「Shift」キーを押しながら、ファイルを選択するとできます。)

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コードタブに移り、

画面左側黄色丸「イベント」を選択して、

「メッセージ1を受け取ったとき」ブロックをドラック&ドロップします。

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メッセージ1の下矢印を選択し、「新しいメッセージ」をクリックします。

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新しいメッセージ作成ウインドウが開きますので、

新しいメッセージ名:ゲーム終了 とします。 (任意です。)

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オレンジ丸「制御」を選択し、

「もし〇なら~」ブロックをドラックし、

「ゲーム終了を受け取ったとき」ブロックの下にドロップします。

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緑丸「演算」を選択し、

「〇=●」ブロックを

「もし〇なら~」の〇のところに埋め込みます。

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オレンジ丸「変数」を選択し

「せいかい!」ブロックを、

「〇=●」ブロックの〇に埋め込みます。

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紫丸「見た目」を選択し、

「コスチュームを〇にする」ブロックを

「もし〇なら~」ブロックの~に埋め込みます。

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下図のように数値とコスチュームを変更します。

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続けて、もしせいかい!が2ならコスチュームを2問せいかい!にする

をくっつけたいので、

もし~ブロックのところで右クリックして、複製をして、

くっつけていきます。

(ショートカットキーCtrl+C、Ctrl+V も有効です。

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最後までいったら終了です。

今回、30までやったので、疲れました。。。

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紫丸「見た目」を選択し、

「表示する」ブロックをドラックし、

一番したにドロップします。

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続いて、スクリプト「正解数」の位置・サイズの固定と、

ゲーム開始時に非表示にしたいと思います。

 

「イベント」を選択して「🏁が押されたとき」ブロックをドロップ

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「動き」を選択し、

「x座標を130、y座量を150にする」ブロックをドロップ

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「見た目」を選択し、「大きさを70%にする」ブロックをドロップ

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「見た目」を選択、「隠す」ブロックをドロップ

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以下のようになっていればOKです。

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最後にスプライト1を選択し、

「イベント」⇒「ゲーム終了を送る」ブロックを

一番下にくっつけます。

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以上でおしまいです。お疲れさまでした♪

 

 

 ↓次回は音を増やしたいと思います😊 

enjoy-music.hatenablog.com

 

本記事シリーズのまとめは以下になります 

enjoy-music.hatenablog.com