Scratchでは、全くプログラミングを知らない人でも
シンプルなゲームを作ることができます!
この記事シリーズでは、
音あてゲームの作成手順を詳しく解説し、
初めての方でもゲームが作成できることを目指しています。
これまでの記事では、
1.Scratchのアカウントの作成
2.1つの音を鳴らす
3.3つの音をランダムに鳴らす
4.解答ボタンを設置する
5.3つの音をランダムに鳴らして、解答ボタンで解答する
6.ボタンを押した際に、解答ボタンを大きくする。
7.問題を繰り返し出題する
8.正解数と不正解数をカウントする
9.キャラクターの表情を変える
の順で説明しました。
今回は、「”ゲーム終了”のメッセージを送って正解数を表示させる」こと
を目標とします。
「メッセージを送る」コードはゲームの表現の幅を広げるのに、
かなり役に立ちます。
まずは、「正解数の文字」をパワーポイントで作成します。
PowerPointを起動してください。
(文字を作成する方法は色々あるかと思いますが、
私が知る範囲で一番簡単な方法ということで選びました。)
ホームタブのテキスト挿入で、「1問せいかい!」と入力してください。
ここでフォントは気にする必要はないですが、”HGP創英角ゴシックUB”にしました。
テキストを選択した状態で、右クリックして、
「図として保存」をクリックします。
ファイル名を「1問せいかい」にして保存します。
同様に1,2,3,4・・・問正解と図を保存していきます。
私は30問を想定しているので、「30問せいかい!」まで作りました。
「0問せいかい!」も忘れずに作っておいてください。
Scratchの編集画面に移ります。
画面右下の「スプライトを選ぶ」の上にマウスをもっていって
「スプライトをアップロード」をクリックして、
さきほど作成した図「1問せいかい!」をアップロードします。
スプライトとして「1問せいかい!」が追加されました。
以下4か所変更します。
・スプライト名:正解数
・x軸:130
・y軸:150
・大きさ:70
続いて、「コスチュームタブ」を選択し、
画面左下 「コスチュームをアップロード」をクリックします。
図ファイルをまとめて選択して、一気にアップロードします。
(まとめて選択する方法は、「Shift」キーを押しながら、ファイルを選択するとできます。)
コードタブに移り、
画面左側黄色丸「イベント」を選択して、
「メッセージ1を受け取ったとき」ブロックをドラック&ドロップします。
メッセージ1の下矢印を選択し、「新しいメッセージ」をクリックします。
新しいメッセージ作成ウインドウが開きますので、
新しいメッセージ名:ゲーム終了 とします。 (任意です。)
オレンジ丸「制御」を選択し、
「もし〇なら~」ブロックをドラックし、
「ゲーム終了を受け取ったとき」ブロックの下にドロップします。
緑丸「演算」を選択し、
「〇=●」ブロックを
「もし〇なら~」の〇のところに埋め込みます。
オレンジ丸「変数」を選択し
「せいかい!」ブロックを、
「〇=●」ブロックの〇に埋め込みます。
紫丸「見た目」を選択し、
「コスチュームを〇にする」ブロックを
「もし〇なら~」ブロックの~に埋め込みます。
下図のように数値とコスチュームを変更します。
続けて、もしせいかい!が2ならコスチュームを2問せいかい!にする
をくっつけたいので、
もし~ブロックのところで右クリックして、複製をして、
くっつけていきます。
(ショートカットキーCtrl+C、Ctrl+V も有効です。
最後までいったら終了です。
今回、30までやったので、疲れました。。。
紫丸「見た目」を選択し、
「表示する」ブロックをドラックし、
一番したにドロップします。
続いて、スクリプト「正解数」の位置・サイズの固定と、
ゲーム開始時に非表示にしたいと思います。
「イベント」を選択して「🏁が押されたとき」ブロックをドロップ
「動き」を選択し、
「x座標を130、y座量を150にする」ブロックをドロップ
「見た目」を選択し、「大きさを70%にする」ブロックをドロップ
「見た目」を選択、「隠す」ブロックをドロップ
以下のようになっていればOKです。
最後にスプライト1を選択し、
「イベント」⇒「ゲーム終了を送る」ブロックを
一番下にくっつけます。
以上でおしまいです。お疲れさまでした♪
↓次回は音を増やしたいと思います😊
本記事シリーズのまとめは以下になります