2021.05.27 更新
こどもに絶対音感をつけてあげたいけど、
どうやってお稽古してあげたらいいかわからない。
そもそも絶対音感とは何か?何を注意しないといけないのか?
ということで私は3冊の本を購入して子供のトレーニングを
行っています。今回この3冊についてご紹介します♪
1.新・絶対音感プログラム/江口寿子・江口彩子
2.絶対音感Q&A/江口彩子・江口寿子
3.あなたが教える絶対音感Q&A/江口彩子・江口寿子
1.新・絶対音感プログラム/江口寿子・江口彩子
・絶対音感とは何か?
・練習の方法
・起こりうるミスとその治療方法
・絶対音感をつける意義
300ページを超えるボリュームで丁寧にじっくり書かれています。
Amazonのカスタマーレビューも★4/5(29件の評価)と
高評価となっており、「1年で絶対音感つきました」とのコメントもあります。
こちらの本はまさに絶対音感のおけいこをする上でバイブルです!
あえて批判的なことを書くとすると、以下です
・ページ数が多くて読むのに時間がかかる
・内容が細かすぎてよくわからない
・絶対音感をほめすぎ
特に3つ目の「絶対音感をほめすぎ」ですが、
本の性質上、仕方がないところではあるんですが、
絶対音感に対して悪いことは一切書かれていません。
そのため、本を読んでいると洗脳されているような
なんともいえない”怖さ”があります。
私はこの本を初めて読んだとき、
「うさんくさいなー」と思いましたw
ただ、今読み返してみると、純粋に
「ピアノレッスンを変える!」という著者の情熱
で記載されているだけで、
”金儲けのために、読者を誘導している”と
いうことはないと思います。
でなければ、たったの2,200円で全ての
ノウハウを公開されるようなことはされないでしょう。
長くなりましが、この本は良いです。
2.絶対音感Q&A/江口彩子・江口寿子
こちらの本は帯コメントに
「絶対音感への疑問はすべて解決します」と
書かれているだけあって、
70個の疑問に対して、1問1答形式で
わかりやすく記載されています。
上記「新・絶対音感プログラム/江口寿子・江口彩子」
と内容はほぼ重複していますが、
疑問点を補完してくれる内容になっています。
また、お稽古の仕方も記載されているので、
この1冊だけでもトレーニングは可能です。
・<生まれつき>とする主張がくつがえされたきっかけは?
・これまでどんなおけいこがあった?
・「絶対音感」がつく条件とは?
・おけいこをあきらめるタイミングは?
・子供が遊んでいてこたえないときはどうする?
絶対音感の歴史から実際のお稽古の悩みまで
幅広い内容になっており、
雑学的にも面白いです。
2021.5.27追記
この本が三冊の内で一番出版日が古く、情報が古い気がします。
参考になることが多く書かれていますが、あまりおすすめしません。
3.あなたが教える絶対音感Q&A/江口彩子・江口寿子
こちらはタイトルの通り、
「江口式絶対音感プログラム」で指導をされている
保護者、ピアノの先生を対象とした本になっています。
お稽古を指導する上での95個の疑問に対して
1問1答形式で丁寧に回答がされています。
内容は、上記2冊ととほぼ重複しています。
上記2冊のどちらかを読んだ上で読むことで
より具体的な指導方法がわかり、
よりプログラムを理解できる内容になっています。
・ピアノが弾けなくても教えられる?
・<第一音>を出題するときに気を付けることは?
・やる気にムラがあるときは?
・家の事情でおけいこをしばらくお休みしたいが?
指導を始める前の疑問や
実際に指導を進める上での疑問など
かゆいところに手が届く内容になっています♪
結局、どれを買ったら良いか?
「1.新・絶対音感プログラム/江口寿子・江口彩子」
まずは、ざっくり絶対音感とかお稽古のこと知りたい!であれば、
「2.絶対音感Q&A/江口彩子・江口寿子」
軌道にのりはじめたり、もうちょっと詳しくしりたいとなれば、
「3.あなたが教える絶対音感Q&A/江口彩子・江口寿子」
も追加で購入。
が良いのではないか、と思います。
以上、ご参考になりましたら幸いです😊
↓記事のまとめになります。